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社会・政治

イスラム 敵の論理 味方の理由

これからどうなる73の問題

六辻彰二:著

定 価:1,500円+税

発売日:2015年12月1日

頁 数:256ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-86581-035-6

本書の内容

イスラムをめぐる複雑な対立関係がスッキリわかる!

  • ▼中東、アジア、アフリカのイスラム社会は同じか ▼イスラム復興とは何か ▼一神教だが「唯一の解釈」がないイスラム ▼イスラムは平和の宗教か ▼ISはなぜ独立を宣言したのか ▼イスラムは自由や民主主義を受け入れないのか ▼イスラム社会にとって石油危機とは何だったのか ▼欧米諸国はイスラム圏の民主化を願っているか ▼アメリカはいつからイスラムの敵になったのか ▼日本はイスラム過激派の敵か ▼ムスリム同士は「味方」なのか ▼なぜ21世紀にテロが増えたのか ▼「失敗国家」とは何か ▼グローバル反米ジハードという発明 ▼難民問題という新たな火種 ほか全73の問題を、新進気鋭の国際政治学者が「敵‐味方」の視点からわかりやすく読み解く!

目 次

第1章 世界に押し広がるイスラム社会
第2章 日本人にはわかりにくいイスラム教
第3章 イスラムをめぐる生と死の戦いの歴史
第4章 現代イスラムの敵と味方
第5章 これからのイスラムの結束と敵対

著者プロフィール

六辻彰二

(むつじ・しょうじ)
1972年、大阪府に生まれる。横浜市立大学文理学部卒業、日本大学大学院国際関係研究科博士後期過程単位取得満期退学。新進気鋭の国際政治学者。横浜市立大学、明治学院大学、拓殖大学、東京女子大学などで国際政治学、国際協力論、アフリカ研究などの講師を務める。
著書には『世界の独裁者――現代最凶の20人』(幻冬舎新書)、『対立からわかる! 最新世界情勢』(成美堂出版)、共編著には『21世紀の中東・アフリカ世界』『グローバリゼーションの危機管理論』『地球型社会の危機』『国家のゆくえ』(以上、芦書房)などがある。他に論文多数。
「Yahoo! ニュース個人」「BLOGOS」オーサー。

担当より一言

同じイスラム教徒でもパレスチナ問題には温度差があり、ムスリム同士が味方とは限らないのだそう。「敵‐味方」という複雑な関係の基礎がわかると、ニュースの裏にある真相、これからどうなるかがわかります。