
本書の内容
長生きの秘訣は、「血管」の若さにあった!!
- 一人ひとりの血管の老化の程度、とりわけ動脈硬化がどの程度なのか、何歳くらいであるのかを示す指標=「血管年齢」は、病院の血管外科や血管外科クリニックなどで10分程度の検査を受けれればわかります。また、血圧やコレステロール値、中性脂肪、血糖値などの結果から、大体の年齢を推測できます。この血管年齢は、適度な運動と、生活スタイルの見直しで、10歳程度は簡単に若返らせることができるのです。
本書は、血管の構造、血管の老化による動脈・静脈の病気、動脈硬化が起こるプロセス、そして、血管年齢を若返らせる方法を解説しています。早いうちから血管年齢を意識して、適度に運動し、食事などに気をつけていれば、脳と心臓の疾患で死なずにすみます。
目 次
第一章 | 若さをとりもどすのは血管から |
第二章 | 血管は若返る |
第三章 | 血管年齢を老けさせる原因 |
第四章 | 「血管の老化」による動脈・静脈の病気 |
第五章 | 血管年齢が一ヶ月で一〇歳若返る食事 |
第六章 | 血管年齢が一ヶ月で一〇歳若返る食事 |
第七章 | 下肢静脈瘤を解消し、健康な足をとりもどそう |
著者プロフィール
久保一人
(くぼ・かずひと)
1977年東京都に生まれる。形成外科専門医、下肢静脈瘤血管内焼妁術・認定医、指導医。2002年3月北里大学医学部卒業。同年4月より日本医科大学付属病院、船橋総合病院、大浜第一病院、会津中央病院を経て、動脈の血管年齢を改善する指導、及び下肢静脈瘤の世界最先端のレーザー治療を専門とする東京血管外科クリニックの院長をつとめる。
担当より一言
近頃では30代、40代の中年世代でも、血管年齢は60代、70代という人もめずらしくないようです。血管年齢を老けさせる原因は、不健康な食生活、タバコ、過度なストレスです。生活スタイルの改善により血管年齢を若返らせれば、健康で、見た目も若々しくいられます!