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文芸・一般

今日を限りに生きる。

人間、明日のことはわからない

吉沢久子:著

3刷

定 価:1,400円+税

発売日:2015年9月7日

頁 数:176ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-86581-027-1

本書の内容

どこまでも前向きに! 心の支えが見つかる本!

  • 独自の境地で読者を魅了してきた吉沢久子、待望の生き方エッセイ。「これからは家が買いものになる」と、1960年頃にプレハブ住宅第1号を買い、以来ずっと住みつづけている、どこよりも心地いい住まい術。97歳のいま、どのように一日を過ごしているかの食事術・生活術。「ひとり」と「老い」の自覚をもって、どこまでも前向きに生きる心術。そして、自身のけっしてブレない生き方・死に方の根本にある思いをみずみずしく明かす。

目 次

第一章 毎日「今日が最高」と思っている
第二章 私と家族の歴史が刻まれた家
第三章 いまの私の一日の過ごし方
第四章 生きることには、つらいこともある
第五章 死ぬのはかんたん、と思うわけ
第六章 心残りのない生き方を

著者プロフィール

吉沢久子

(よしざわ・ひさこ)
1918年、東京都に生まれる。家事評論家、随筆家。文化学院卒業。文芸評論家・古谷綱武と結婚、家庭生活の中から、生活者の目線で暮らしの問題点や食文化の考察を深める。1984年からはひとり暮らし。さらに、快適に老後を過ごす生き方への提言が注目を集めている。
著書には『吉沢久子 97歳のおいしい台所史』(集英社)、『吉沢久子、27歳の空襲日記』(文春文庫)、『ほんとうの贅沢』(あさ出版)、『96歳 いまがいちばん幸せ』(大和書房)、『前向き。93歳、現役。明晰に暮らす吉沢久子の生活術』(マガジンハウス)、『年を重ねることはおもしろい。』『人間、最後はひとり。』(以上、さくら舎)などがある。

担当より一言

これからは、年を重ねた生き方の理想として「吉沢久子モデル」というのができるのではないでしょうか。どこまでもナチュラルで、憧れます。