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心理・教育・科学

自分から勉強する子の親がしていること

1000人の「勉強ぎらい」がこんなに変わった!

大塚隆司:著

定 価:1,400円+税

発売日:2015年4月7日

頁 数:224ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-86581-009-7

本書の内容

子どもの勉強ギライは、実は周りの大人が原因だった!

  • 小学校に入学した子どもはみんな勉強が大好きです。それがいつの間にか「勉強なんて大っきらい!」と言い出すようになります。それは、周りの大人の関わり方に要因があるのです。本書では、子どもが自ら学ぶ楽しさ、おもしろさを発見し、勉強に関して自立できるようになるために、親にしてもらいたい大切なことを紹介しています。
    本書にあることを続ければ、遅くとも3カ月で子どもに変化が見られるようになります。
    なぜ、3カ月なのか。それは著者が実際に1000組以上の親子とかかわってきたきたなかで、一番時間がかかった子でも3カ月後には変わりはじめたからです。
    「いくらなんでもこの子は無理かもしれないなぁ」と感じた子が、3カ月後には自分から進んで勉強するようになり、成績を伸ばしはじめました。
    あなたのお子さんが勉強好きに変わる日も、もうすぐそこなのです!

目 次

はじめに 子どもが勉強好きになり、成績がぐんぐん伸びる

第1章 まずは「一緒に勉強する」ここからはじめる
第2章 勉強が好きになるための成功体験の作り方
第3章 自分から勉強する子になれば、成績はかならず上がる

おわりに

著者プロフィール

大塚隆司

(おおつか・たかし)
思春期の専門家。やる気スイッチマン。
一般社団法人不登校をなくす会代表理事。
NPO法人ハートフルコミュニケーション認定ハートフルコーチ。一般財団法人日本キッズコーチング協会 認定講師。公益財団法人 日本生涯学習協議会(所管:内閣府)監修「教える力」認定講師。1969年、愛知県名古屋市生まれ。大阪教育大学教育学部卒業。
現在、昼は「思春期の専門家」として親向けの講演会、学校や塾の先生対象セミナーを年間100回ほど行い、夜は「やる気スイッチマン」として子どものやる気スイッチを入れる家庭教師をしている。著書に『思春期の子が待っている親のひと言』『マンガでわかる! 思春期の子をやる気にさせる親のひと言』『思春期の子と心の距離を感じたときにできる大切なこと』(以上、総合法令出版)、『思春期の子とのコミュニケーションに悩んだら読む本』(大和出版)などがある。

担当より一言

親はいつでも「子どものために何かしてあげたい」という気持ちを抱えています。それは深い愛情からくるものですが、勉強に関してはそれが裏目に出てしまっているケースがたくさんあるそうです。
親の心配、不安、子どもを信じきれない態度や言葉のひとつひとつで、本来学ぶ欲求に満ち溢れていた子どもを勉強ぎらいにさせてしまっているのだと知り、私自身、身につまされる思いでした。本書は、親子の関わりを3つのステップに区切りました。
1つ目は、勉強を一緒に楽しんであげる方法の紹介。小さな子は親と一緒に勉強するのが大好きだからです。
2つ目は、子どもに自信をつけさせて、「ひとりでやれる力」を与えてあげる方法です。
そして3つ目に、一番重要な、子どもから放れていく方法をご紹介しています。
勉強について親子で悩んでいるのなら、ぜひ一度本書でご紹介していることを実践してみてください!