本書の内容
「徹子の部屋」に出演、話題に!
- これまでずっと健康でいた著者に「思ってもいないこと」が起こり……96歳にして、改めて生き方、暮らし方を検証。
「丈夫に暮らしたければ義理は欠く」「いまでもこってり料理が大好き」「人生の下り坂を存分にたのしむ」「遺言を書いたら気が楽になった」「マイナスの気持ちよさもある」……などなど、ますます中高年を魅了する生き方を実践している著者の生き方、考え方のエッセンス。
年とともに変わりゆく自分を見つめ、「ひとりを生きる」吉沢流生活哲学が語られる。
目 次
第一章 | 「いま」がなにより大事 |
・小さなたのしみを寄せ集めて生きていく ・人生の「下り坂」を存分にたのしむ…… |
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第二章 | 家族や先輩が教えてくれたこと |
・手持ちのもので豊かに暮らす「生活力」 ・きれいに無になる生き方…… |
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第三章 | ひとりを存分にたのしむ私の暮らし方 |
・ものと別れるタイミング ・周囲に心配をかけない気ままな生活…… |
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第四章 | いいたいこと、伝えたいこと |
・ぼけたらどうしよう ・最後のセレモニーは思いどおりに…… |
著者プロフィール
吉沢久子
(よしざわ・ひさこ)
1918年、東京都に生まれる。家事評論家、随筆家。文化学院卒業。文芸評論家・古谷綱武と結婚、家庭生活の中から、生活者の目線で暮らしの問題点や食文化の考察を深める。1984年からはひとり暮らし。さらに、快適に老後を過ごす生き方への提言が注目を集めている。
著書には『96歳。今日を喜ぶ。一人をたのしむ』(海竜社)、『96歳 いまがいちばん幸せ』(大和書房)、『前向き。93歳、現役。明晰に暮らす吉沢久子の生活術』(マガジンハウス)、『あの頃のこと』(清流出版)、『年を重ねることはおもしろい。』(さくら舎)などがある。
担当より一言
「ひとり」を生きる、潔い覚悟がさわやかです。「年齢とともに何かを失っても、まだある能力でやりくりする知恵もつく、それもたのしいのです」と言えるように年を重ねたい!