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文芸・一般

人間、最後はひとり。

吉沢久子:著

11刷

定 価:1,400円+税

発売日:2014年8月5日

頁 数:168ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-906732-85-2

本書の内容

「徹子の部屋」に出演、話題に!

  • これまでずっと健康でいた著者に「思ってもいないこと」が起こり……96歳にして、改めて生き方、暮らし方を検証。
    「丈夫に暮らしたければ義理は欠く」「いまでもこってり料理が大好き」「人生の下り坂を存分にたのしむ」「遺言を書いたら気が楽になった」「マイナスの気持ちよさもある」……などなど、ますます中高年を魅了する生き方を実践している著者の生き方、考え方のエッセンス。
    年とともに変わりゆく自分を見つめ、「ひとりを生きる」吉沢流生活哲学が語られる。

目 次

第一章 「いま」がなにより大事
  ・小さなたのしみを寄せ集めて生きていく
・人生の「下り坂」を存分にたのしむ……
第二章 家族や先輩が教えてくれたこと
  ・手持ちのもので豊かに暮らす「生活力」
・きれいに無になる生き方……
第三章 ひとりを存分にたのしむ私の暮らし方
  ・ものと別れるタイミング
・周囲に心配をかけない気ままな生活……
第四章 いいたいこと、伝えたいこと
  ・ぼけたらどうしよう
・最後のセレモニーは思いどおりに……

著者プロフィール

吉沢久子

(よしざわ・ひさこ)
1918年、東京都に生まれる。家事評論家、随筆家。文化学院卒業。文芸評論家・古谷綱武と結婚、家庭生活の中から、生活者の目線で暮らしの問題点や食文化の考察を深める。1984年からはひとり暮らし。さらに、快適に老後を過ごす生き方への提言が注目を集めている。
著書には『96歳。今日を喜ぶ。一人をたのしむ』(海竜社)、『96歳 いまがいちばん幸せ』(大和書房)、『前向き。93歳、現役。明晰に暮らす吉沢久子の生活術』(マガジンハウス)、『あの頃のこと』(清流出版)、『年を重ねることはおもしろい。』(さくら舎)などがある。

担当より一言

「ひとり」を生きる、潔い覚悟がさわやかです。「年齢とともに何かを失っても、まだある能力でやりくりする知恵もつく、それもたのしいのです」と言えるように年を重ねたい!