本書の内容
これから日本はこれまでにない繁栄期に入る!
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・円高で日本の賃金はすでにアメリカの2倍になっている
・株価はもはや日本経済の実態を反映していない
・ダウ平均の銘柄30種は調子のいい企業と交代している
・日本企業は大貧民の中国から金持ちインドに舵を切っている
・ダントツ1位をめざさなければ、技術は開発できない
・日本政府は輸出企業をもっと大切にしなければいけない
・日本にとって最大の国防力は、経済力と文化力だ
・オバマ政権の要職者は中国と協力して世界を動かそうとする人々
・中国経済がどうなるか、決定権は日本が握っている
・サムスンが風邪を引いたら、韓国は肺炎になる
・アメリカは、10年に1回戦争をしなければならない国
・金持ちを粗末にする国に未来はない
・厚労省が宣伝しているほど年金制度は破綻していない
・観光立国へ舵を切れば、財政も貿易も失業率も改善できる
・モナコには個人所得税がない。収入はすべて消費税だ
・観光ビジネスは35兆~60兆円の経済効果が可能
目 次
第一章 | まずは輸出企業から儲けなさい |
すべては景気が支配するという鉄則 見せかけだけのアメリカ経済、そのカラクリ 中国・バブル崩壊の恐ろしい破壊力 延長線には未来はない。外れたところにチャンスあり |
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第二章 | 輸出企業優遇で世界市場を勝ち抜く |
所得税収半減、法人税収三分の一、消費税収だけが三倍に 二五パーセントしかない黒字法人に減収する狙い 三兆円を軽く超える輸出企業の還付金 消費税という発想から大転換せよ |
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第三章 | 地熱発電で日本はエネルギー大国になる |
東電は二つの会社に分割せよ 「地震大国・日本」から「地熱発電大国・日本」へ 原発最優先でなぜか無視されつづけた地熱発電 日本はエネルギーの買い手市場だ |
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第四章 | 中韓が吠えても日本には勝てない |
中国なんかもういらない 再選したオバマ政権は中国びいきに占拠されてしまった 韓国が過去を何度も何度も蒸し返す理由 「サムスンの終わり」が韓国の終わり |
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第五章 | 金持ちを大切にすれば日本はもっと繁栄する |
一流アスリートが海外にチャレンジする本当の理由 アメリカの金持ちは世界一幸福である マイナンバー制度で金持ちの資産はすべて丸見えになる 二重課税の相続税は廃止すべし |
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第六章 | 日本は文化観光立国をめざせ |
人口を超える観光客が集まる国 パリの外国人は六八〇〇万人、京都はわずか九〇万人 訪日観光客を増やせば六〇兆円の経済効果 LCCとハブ空港を拡充して観光客をどんどん増やせ |
著者プロフィール
中島孝志
(なかじま・たかし)
1957年、東京都に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業、南カリフォルニア大学大学院修了。経済評論家、ジャーナリスト、作家、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師など幅広く活躍中。経営者・ビジネスパースンの勉強会「キーマンネットワーク」「原理原則研究会(東京・大阪・名古屋・博多・札幌・出雲にて毎月開催)」「松下幸之助経営研究会」などを主宰。著訳書は240冊を超える。講演・セミナーは銀行、メーカー、外資系企業などで圧倒的な人気を呼んでいる。毎日更新の音声書評サイト「聴く!通勤快読」が大人気。著書には『世界経済が沈んでも日本は必ず繁栄する』『これから日本経済は途方もなく凄いことになる(藤澤治との共著)』(以上、さくら舎)などがある。
担当より一言
日本を訪れる外国人の数は830万人で世界33位。世界トップのフランスは日本の10倍の83000人。マレーシア(10位)、ギリシャ(17位)、韓国(23位)、南アフリカ(29位)などを見ると、日本の観光ビジネスはもっともっと稼げそうだ!