
本書の内容
もの忘れは、脳の悲鳴!若年化するもの忘れ症候群
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☆40代~60代のもの忘れは認知症の前兆ではありません。
☆もの忘れから始まるアルツハイマー病は、誰もがいつ巻き込まれてもおかしくない国民病です。そのアルツハイマーの病気の種は、実はすでに40代から始まっています。
☆もの忘れと認知症の初期症状のもの忘れはまったく別物です。まったく質が異なるもの忘れなのです。
☆40代~60代のもの忘れとその不安は、人生の疲労からくる脳の警告サインの1つです。このサインを無視し続けると老後には、正真正銘の認知症が待っています。
目 次
第1章 | この〈もの忘れ!〉はボケの前兆? |
第2章 | 〈もの忘れ外来〉の最新事情 |
第3章 | 〈もの忘れ〉の正体とその撃退法 |
第4章 | わかりやすい脳と記憶のカラクリ |
第5章 | 決めつけアルツハイマー症候群という病い |
第6章 | それでも怖いアルツハイマー型認知症の正体 |
第7章 | 決定版! アルツハイマーの予防 |
著者プロフィール
奥村歩
(おくむら・あゆみ)
医学博士。おくむらクリニック「もの忘れ外来」院長。
1998年、岐阜大学大学院博士課程修了、ノースキャロライナ神経科学センターに留学。日本脳神経外科学会評議員、日本認知症学会専門医・指導医。
脳神経科学の研究に携わると同時に臨床医として日々100人以上を診ている。日本全国から数多くの受診者が来院するため、予約が3ヵ月先になる。
著書には『「もの忘れ外来」100問100答』(阪急コミュニケーションズ)、『脳神経外科が教える「続ける・やめる」は脳でコントロールできる!』(青春出版社)、『40代からはじめるボケない生活術』(静山社文庫)など多数がある。
担当より一言
人の名前が出てこない、新しい人の名前をなかなか覚えられない。担当自身が日々、もの忘れに直面していますが、奥村式もの忘れ対策をしたところ、かなりの効果がありました。少々時間がかかりますが、名前など出てきます。