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社会・政治

墜落捜査 秘境捜索

警察官とその妻たちの事件史

飯塚訓:著

定 価:1,500円+税

発売日:2013年4月9日

頁 数:224ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-906732-38-8

本書の内容

事件発生! 不眠不休、命懸けの捜査捜索が!

  • 多くの大事件にかかわった元群馬県警の著者が、捜査を担当した警察官とその妻を取材。
    初めて明かされる身命を賭した現場捜査の状況と担当官の妻たちの日々。
    連合赤軍事件、大久保清事件、日航機墜落事故、秘境殺人事件……、そのとき何が起きたのか。驚愕の実名ノンフィクション!

目 次

第1章 三つの大事件・事故
  連合赤軍事件 大久保事件 日航機墜落事故
第2章 刑事魂
  刑事病”刑事の妻 「サブちゃん刑事」の妻
「将軍」刑事の妻 「相棒は、女房」刑事の妻
第3章 峠の事件・事故
  基地の駐在 十国街道・中里の駐在
十国街道・楢原の駐在
第4章 秘境の「かんくさん」
  須田貝ダムの駐在 藤原ダムの駐在
「秘境」の駐在 沢の駐在

著者プロフィール

飯塚訓

(いいづか・さとし)
1937年(昭和13年)、群馬県に生まれる。日本大学法学部を卒業後、1960年群馬県警察官として採用される。以後、警察本部課長、警察署長、警察学校長等を歴任。この間、日本列島を震撼させた大久保清事件、連合赤軍事件、功明ちゃん誘拐事件など、多くの事件の捜査捜索にかかわる。1985年、高崎署刑事官在職時に起こった日航機墜落事故では身元確認班長を務めた。1996年に退官。
著書に、ベストセラー『墜落遺体――御巣鷹山の日航機123便』(講談社)、『かんくさん物語――飯塚訓短編集』(あさお社)、『吼える駐在』(文藝春秋)、『墜落の村』(河出書房)などがある。

担当より一言

著者は36年間の群馬県警在職中に、日本を震撼させた三つの大事件にかかわったという他に類のない警察官人生を経験しています。事件は都市部、秘境の村、山中、どこでも起きています。これまで報道されたことがない警察署、交番、派出所の人間ドラマは面白いの一言に尽きます。