
本書の内容
世界が混乱期に入った今、日本の底力が明らかに!
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悲観論に騙されるな!これが日本と世界の現実だ!
・日本は世界有数の健全財政国家
・円高で困るのは上場企業の1割だけ
・これから10年、アメリカやドイツは低成長と高失業率に直面する
・一度も引き出されない年金が積もりに積もっている
・北朝鮮は中国流の経済改革にシフトしている
・中国は戦争のできない国になってしまった
・日本国憲法は国際法違反である
・軍需産業を儲けさせたいアメリカの工作に乗ってはいけない
・欧米の“じゃぶじゃぶマネー”が世界中の資源高・食料高を招いた
・超大金持ちと「1ドル」コーナーに群がる大衆というアメリカの格差社会
・アメリカの横やりで日本は貴重な油田権益を放棄してしまった
・TPPでのアメリカの真の狙いは金融生損保、医療、薬剤、知的財産分野
・日本企業は円高に左右されない技術や製品、システムで大儲けしている
・韓国の命運は携帯電話の趨勢にかかっている
・いまどきM&Aができるのは日本企業だけ
・アメリカが「人権」を振り回すのは中国を追い込むための方便にすぎない
目 次
第一章 | 政治がダメでも日本経済は全く心配ない |
消費税増税の必要まったくなし 円高だから日本経済はもっている 通貨が強くて破綻した国は一つもない |
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第二章 | まず、日本の国益を守れ |
領土問題はアメリカが蒔いた「災いのタネ」 中国とアメリカの対立に巻き込まれてはいけない 日本の国益とはいったいなにか |
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第三章 | 日本はアメリカに騙されるな |
米国債の格下げをきっかけに大恐慌が始まる ヨーロッパのマネーもじゃぶじゃぶ! TPPは悪名高い年次改革要望書の生まれ変わりか? |
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第四章 | 日本が中国・韓国に負けるわけがない |
日本、中国、韓国、台湾のなかで全勝は日本だけ ウォン安誘導で韓国経済はもっている 中国経済もやっぱり地獄を見る |
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第五章 | アメリカは日本を潰せなかった |
日本の首相は雇われマダムなのか? ミャンマーにアメリカとイギリスがおこなった残酷なこと ありとあらゆる分野で日本弱体化を図ったアメリカ |
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第六章 | やっぱり、日本は一流国である |
危機になればなるほど冷静沈着になる国民性 日本社会はエリートをつくらないほうが巧くいく 独自の美学をもった日本が打ちたてた金字塔 |
著者プロフィール
中島孝志
(なかじま・たかし)- 1957年、東京都に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業、南カリフォルニア大学大学院修了。経済評論家、経営コンサルタント、作家、映画・出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師など幅広く活躍中。経営者・ビジネスパースンの勉強会「キーマンネットワーク」「原理原則研究会(東京・大阪・博多で開催)」「松下幸之助経営研究会」などを主宰。著訳書は230冊を超える。講演・セミナーは銀行、メーカー、外資系企業で圧倒的な人気を呼んでいる。毎日更新の音声書評サイト「聴く!通勤快読」がブレイク中。国際健康科学学会評議員。
著書には『インテリジェンス読書術』(講談社)、『「頭のいい人」は、シンプルに仕事する!』(三笠書房)、『一流の人、二流の人--ホンモノほどシンプルに仕事する!』(マガジンハウス)などがある。
http://www.keymannet.co.jp
担当より一言
「日本経済は沈没する」「日本は破綻寸前だ」という日本悲観論は本当なのか。財務省のHPにはそれと正反対のことが書いてある。ダメなところばかりを取り上げるバイアスのかかった報道に惑わされず、日本の力を信じよう!