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心理・教育・科学

伸びる子・できる子の親の日常

いつも子どもは親を見ている

金盛浦子:著

定 価:1,300円+税

発売日:2012年11月6日

頁 数:224ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-906732-22-7

本書の内容

お母さん、お父さん、いつもどうすごしてますか?

  • 伸びる子・できる子のベースにあるのは、生きる力=「人間力」です。
    大人になって、社会でどう自分自身の力を発揮できるかということ、「心の能力」がどう育まれてきたかが重要になってきます。
    子どもの持って生まれた力にスイッチを入れるのは「親の日常」が大きな役割を担っています。つまり、伸びる子・できる子になるか否かは、毎日の親のありよう次第なのです。
    本書では、伸びる子・できる子の親の家庭生活や教育法などを、様々な事例をもとに紹介。
    伸びる子の親の日常チェックリストつき!

    <今すぐCHECKを!>
    自然の音に耳を澄ませていますか?/いたずらをすぐにやめさせていますか?/わからないことはすぐ調べますか?/「泥んこ遊び」をさせていますか?/テレビを2時間以上見ていますか?/リンゴの皮むきをさせていますか?/町や暮らしの中の不思議を探険していますか?/親が「どう生きるか」を見せていますか?

目 次

Part1 子どもの力・親の力って何?
Part2 普段の生活で「感じて」いますか
Part3 「甘える」には意味がある
Part4 好奇心を忘れていませんか
Part5 「話す」「聞く」には大きな力がある
Part6 その家の習慣からすべてが始まる
Part7 「生きる力」はちょっとしたことから
Part8 認める姿勢が子どもの力になる
Part9 日常生活から勉強する気が育つ
Part10 親の生き方を見せる

著者プロフィール

金盛浦子

(かなもり・うらこ)
1937年、東京都に生まれる。青山学院大学文学部教育学科卒業。東京教育大学教育相談研究施設、および聖マリアンナ医科大学精神神経科、東京大学附属病院分院神経科にて研究生として心理臨床を学ぶ。1978年、東京心理教育研究所を開設。1990年より、自遊空間SEPY(セピィ)を主宰。セラピスト・臨床心理士・芸術療法士としてカウンセリングにあたる。著書には、ベストセラー『男の子を追いつめるお母さんの口ぐせ』(静山社文庫)、『「男の子」って、どう育てるの?』(PHP研究所)などがある。

担当より一言

なぜ成長するにしたがって、「できる子」と「ぱっとしない子」に分かれていくのでしょうか?大変興味深いテーマです。「自然の音に耳を澄ませていますか?」「わからないことはすぐに調べますか?」これは、子どもへの質問でなく、お母さん・お父さんへの質問。自分のことと思うとドキッとします…。チェックリストにあてはまらなくても〝ダメ親だ″なんて思わないでください。今からでも大丈夫!先生の言葉がそれを証明してくれます。