本書の内容
“脳の覚醒リズム”を活かす生き方!
- 「脳が冴えない」「頭がうまく回らない」「飲み込みが悪くなった」
――それは脳のつくり方・使い方に問題があるのです。
「脳の覚醒ピークは1日2回、正午前と夕方6時過ぎ」
「早朝4時は脳が働かない魔の時間帯」
「仕事は夜9時で切り上げる」などなど、
サーカディアン・リズム(覚醒リズム)に乗った上手な脳の使い方満載!
脳をうまく使うと、頭の力がぐんぐん伸びる!
目 次
第1章 | 脳には覚醒のリズムがある |
脳が冴える時間、働かない時間 脳活動が冴えるには覚醒が必要 覚醒リズムに乗った1日のスケジュール |
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第2章 | 脳をうまく使いこなすコツ |
脳の「階層性」を利用した仕事術 脳は感情で動く やさしい上司・有能な部下は“脳の敵” |
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第3章 | やる気は脳からつくられる |
“欲張りな人”は頭が冴えている はじめる、だからやる気が出てくる 脳の回転数をもう一度上げる「午後礼」 |
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第4章 | スッと覚えて忘れない記憶のつくり方 |
「頭の整理ノート」をつける “死んだ情報”を「活きた情報」に変える 「これは役に立つ」と思うと頭に残りやすい |
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第5章 | ストレスに強くなる脳のつくり方 |
過度のストレスは頭の働きを鈍くする 「過剰」「継続」「くり返す」ストレスは危険 脳のストレス耐性を高める8つのコツ |
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第6章 | 脳がスッキリする眠り方 |
何のために眠るのか 思考は寝ているあいだに整理される 起きて15時間後に眠くなるサイクル |
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第7章 | カラダの力で脳を元気にする |
脳のための健康習慣、してますか? 朝食抜きはなぜ悪い? 「夕食は朝食から12時間以内」を心がける |
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終 章 | いくつになっても脳は成長できる |
脳が一人前になるのは40代 脳を働かせるフィールドをシフトする 会のなかで生きる力 |
著者プロフィール
築山節
(つきやま・たかし)- 1950年、愛知県に生まれる。日本大学大学院医学研究科卒業。埼玉県立小児医療センター脳神経外科医長、財団法人河野臨床医学研究所附属第三北品川病院長、同財団理事長などを経て同財団附属北品川クリニック所長。医学博士。脳神経外科専門医として数多くの診断治療にたずさわり、1992年、脳疾患後の脳機能回復をはかる「高次脳機能外来」を開設。著書には大ベストセラーとなった『脳が冴える15の習慣』(NHK出版生活人新書)をはじめ、『フリーズする脳』『脳と気持ちの整理術』『脳が冴える勉強法』(以上、NHK出版)、『頭の働きが「最高によくなる」本』(知的生きかた文庫)などがある。
担当より一言
いままで「今日中にここまで終えてから帰ろう」と粘っていましたが、それはまちがい。脳が冴える時間帯にやることでいい仕事ができるのです。しかも長時間労働の脳は酔っ払いと同じなのだそう。さらに脳の特性からいえば「仕事はあえてやり残しをつくったほうがいい」。ガーン!! さあ、今日から脳にいい生活に切り替えましょう!