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戦争責任と靖国問題
誰が何をいつ決断したのか
山本七平:著
  • 定 価:1,600円+税
  • 発売日:2014年11月4日
  • 頁 数:264ページ
  • 判 型:四六判/並製
  • ISBN :978-4-906732-94-4

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本書の内容日本という国が抱える二大問題に待望のメス!
  • 深く刻まれた著者自身の戦争体験と、日本という国が避けて通れない戦争と敗戦の歴史。毎年毎年くり返される「靖国問題」と「戦争責任論」。いまなお答えの出ない大問題に、「山本学」はどう答えるか!映画「東京裁判」を観た山本七平が衝く、東京裁判最大の問題点とは? アメリカ的通俗終末論的なマッカーサー神学のあやしげな予言とは?戦争責任と靖国問題に新たな視点を投げかける!
目次
第一章 日本人の戦争と敗戦
  ・靖国神社と戦犯合祀
  ・日本人にとって太平洋戦争とは何であったか
  ・日本人の国家意識
第二章 東京裁判で何が裁かれたのか
  ・永遠に回答されなかった疑問
  ・「文明の救世主」か「野蛮人の首狩り」か
 ・蜃気楼と消えた「マッカーサー神学」
第三章 忘れられた戦争責任
  ・現人神と戦争責任
 ・日本人は二度敗れた
著者プロフィール
  • 山本七平(やまもと・しちへい)
  • 1921年、東京都に生まれる。1942年、青山学院高等商業学部を卒業。野砲少尉としてマニラで戦い、捕虜となる。戦後、山本書店を創設し、聖書学関係の出版に携わる。1970年、イザヤ・ベンダサン名で出版した『日本人とユダヤ人』が300万部のベストセラーに。以後、「日本人論」で社会に大きな影響を与えてきた。その日本文化と社会を分析する独自の論考は「山本学」と称される。評論家。山本書店店主。1991年、逝去。著書には『私の中の日本軍』『「空気」の研究』(以上、文藝春秋)、『日本はなぜ敗れるのか』(角川書店)、『帝王学』(日本経済新聞社)、『日本人とは何か。』『昭和天皇の研究』(以上、祥伝社)、『なぜ日本は変われないのか』『日本人には何が欠けているのか』『日本教は日本を救えるか』『「知恵」の発見』『日本はなぜ外交で負けるのか』(以上、さくら舎)などがある。
この本がさくら舎からの6冊目になります。11月には「山本七平フェア」をやることになりました。フェアオビに、作家の半藤一利さんから次のような言葉をいただきました。
私が実際に会った人で「あの人は教養人だったな」というのは山本七平、丸谷才一、そして司馬遼太郎という面々です。山本七平さんは「鷹の目」で日本を捉えなおす一方で、「蟻の目」で自分の中の日本に鋭く切り込んだ人です。――半藤一利