
本書の内容
体にも心にも効く最新医学の知恵!
筋肉増強の男性ホルモン代表とされるテストステロンは女性の体にも存在し、健康で活力あふれる生活を送るために不可欠なものであることがわかってきました。「やる気」をよみがえらせる一方で、不安や恐怖から心を守り、認知症の進行を抑制する――いいことづくめのテストステロン、じつは年齢とともに分泌量が減っていきます。どうすればテストステロンを増やせるか! テストステロンに取り組み、日本のメンズヘルスの第一人者が、減少を防ぎ、分泌量を高める方法を明かします。それは、「食生活」のちょっとした工夫です。研究者でもある内田シェフが、とっておきのレシピを提案します。日々の「テストステロン食」で人生が一変します!【レシピ写真はカラー】
目 次
序章 テストステロンこそ「活力」の源/第1章 テストステロンと「からだ」/第2章 テストステロンと「こころ」/第3章 テストステロンと「食」/第4章 テストステロンを無理なく増やす7つの工夫
著者プロフィール
堀江重郎
(ほりえ・しげお)
1960年、東京都に生まれる。順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学教授。医学博士。日米で医師免許を取得し、救急医学、泌尿器科学、腎臓学、分子生物学の研鑽を積む。精度の高い泌尿器科手術を行う一方、学際的なアプローチを男性の健康医学に導入、日本初のメンズヘルス外来を開設。また日本抗加齢医学会の理事として「やる気」の研究を続け、テストステロンとの関係を突き止める。著書には『LOH症候群』(角川新書)、『ヤル気が出る!最強の男性医療』(文春新書)、『元気の素 更年期の壁を越えるために』(五木寛之との共著・KADOKAWA)などがある。
内田奈々
(うちだ・なな)
料理家。順天堂大学遺伝子先端情報学講座協力研究員。ザ・クレンズ合同会社代表。1998年よりフランス料理「プロヴァンスドミレイユ」、2002年より「神楽坂SHUN分家」料理人・パティシエを経て「神楽坂saryo」(神楽坂・渋谷)をプロデュース。その後、料理業界から離れエーエムピーエムジャパン新業態開発部マネージャー、2008年よりペット医療・フード・スポーツビジネスのコンサルタントとして活動。2015年、神楽坂の茶屋をコンセプトにした会員制の「ななかぐら」を開業。旬の食材を使い、和食にフレンチをと入れた料理を提供、好評を博し、現在は予約困難店として経済界のトップが通う店となっている。
担当より一言