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心理・教育・科学

ヒトがいまあるのはウイルスのおかげ!

役に立つウイルス・かわいいウイルス・創造主のウイルス

武村政春:著

定 価:1500円+税

発売日:2019年1月8日

頁 数:208ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-86581-179-7

本書の内容

ウイルスはわれわれ生物の創造主!?

ウイルスと聞くと「病気の原因」と思いがちですが、病気を引き起こすウイルスはほんのわずか。ほとんどのウイルスは無害です。われわれの身のまわりはそんなウイルスでいっぱいです。細菌と混同されがちだが、ウイルスは生物ではなく、「生物と物質のすきま的存在」。だが遺伝子をもち増殖していく。極小サイズで基本形は正二十面体。毒にも薬にもなる。そんな不思議なウイルスの基礎知識から、2003年に発見された「巨大ウイルス」がひらく新しい生物進化の可能性まで、巨大ウイルス研究の第一人者が一般向けに楽しく面白く語ります。「ウイルスはわれわれ生物の創造主なのか? われわれはウイルスが増えるための存在なのか?」――読み終わったとき、世界の見方が変わるかも!? 楽しいウイルスのカラー口絵つき!

目 次

第1章 あなたの隣の不思議なウイルス
     ~生物ではないのに増えていく
第2章 ウイルスは何をしているのか
     ~ミニマリストで働き者
第3章 ウイルスと人間
     ~毒にも薬にもなる利用法
第4章 ウイルスのスゴい能力
     ~変身したり爆増したり
第5章 ウイルスは元は生物だった?
     ~ありえない存在がぞくぞく発見
第6章 ウイルスはわれわれ生物の創造主!?
     ~世界の見方が大転換

 

著者プロフィール

武村政春

(たけむら・まさはる)
1969年、三重県に生まれる。1998年、名古屋大学大学院医学研究科修了。医学博士。名古屋大学助手等を経て、現在、東京理科大学理学部第一部教授。専門は巨大ウイルス学、生物教育学、分子生物学、細胞進化学。2015年に東アジア初の巨大ウイルス「トーキョーウイルス」を発見した。著書には『DNA複製の謎に迫る』『生命のセントラルドグマ』『たんぱく質入門』『新しいウイルス入門』『巨大ウイルスと第4のドメイン』『生物はウイルスが進化させた』(以上、講談社ブルーバックス)、『レプリカ――文化と進化の複製博物館』(工作舎)、『マンガでわかる生化学』(オーム社)、『ヤミツキ細胞生物学』(じほう)、『ろくろ首の首はなぜ伸びるのか――遊ぶ生物学への招待』(新潮新書)などがある。

 

担当より一言

インフルエンザやノロだけがウイルスじゃありません! いま無害なウイルスがどんどん発見されて、ウイルス観が変わりつつあります。謎が謎を呼ぶ、深くて面白いウイルスの世界に分け入ってみませんか!!