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歴史・哲学・宗教

信長君主論

マキャベリで読み解く戦国武将の虚実

関厚夫:著

定 価:1600円+税

発売日:2018年9月4日

頁 数:288ページ

判 型:四六版/並製

ISBN:978-4-86581-165-0

本書の内容

信長の本質、本音を鋭く衝く新たな戦国史

本書は日本史で一番人気の織田信長の本音と歴史の虚実に迫ります。マキャベリと信長は、近い時代を生きています。信長が生まれたのが1534年、『君主論』のマキャベリはその7年前に58歳で生涯を閉じている。
登場人物は信長を主として、明智光秀、豊臣秀吉、今川義元、武田信玄、斎藤道三、徳川家康、浅井長政、松永久秀などが登場します。
本文中、頻繁に引用使用されるマキャベリの言葉は、実に的を射ていて戦国の人間の本質をついており、他に類のない面白さがあります。
「神に祈れ。勝った側にいつも我が身おけるようにと」「人間は恐怖心からも、憎しみからも危害を加えることがある」「理想論に走り、人が生きている実態を見落とす者は自滅する」「勝利はぬけ目なさ、力、幸運による。正義ではない」「たいそうひいきにしている人物こそ、陰謀を警戒せよ」などなどです。

目 次

序章◎是非に及ばず 
第1章◎聖・信長―安土城からの合戦と愛憎 
第2章◎俗・欲・カネ―楽市楽座、南蛮交易、茶道 
第3章◎戦国百物語―戦いの真実と君主の条件 
第4章◎裏切られ信長―浅井長政、松永久秀らの叛旗の実相 
第5章◎世界史への野望―秀吉が引き継いだ海外派兵の背景 
終章◎本能寺の変―「是非に及ばず」の結論  

著者プロフィール

関厚夫

(せき・あつお)
1962年、大阪市に生まれる。同志社大学英文科を卒業。86年、産経新聞社に入社。大阪本社社会部(地検特捜部、遊軍、大阪市政担当)、独ケルン大学への留学を経て98年~2003年までベルリン支局長。帰国後は主に東京本社で企画記事と朝刊小説を執筆。13年~16年に東北特派員。現在は東京本社編集局編集委員。
著書には『ひとすじの蛍火 吉田松陰 人とことば』(文春新書)『一日一名言』(新潮新書)『詩物語 啄木と賢治』(扶桑社)『次世代への名言 政治家篇』(藤原書店)『不屈の日本人』(イーストプレス)『日本を探す』(産経新聞出版/共著)などがある。

担当より一言