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ビジネス・経済

没落する日本 強くなる日本人

弱者の条件 強者の条件

小笠原泰

定 価:1,400円+税

発売日:2014年12月2日

頁 数:240ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-906732-97-5

本書の内容

国をあてにせず、自分の力で生き抜く時代!

  • 急激な人口減少、前例のない超高齢化という問題をかかえる日本の国力は、これから小さくなっていく。手厚い社会保障制度はのぞめなくなるため、ひとりひとりがそれぞれの立場で自衛して、生き抜く覚悟が必要となる。戦国時代化するこれからをどうやって生き抜いていくか。巨大外資で働き欧米の事情にも精通する著者が、企業、個人は何を考え、どう行動すべきかを示した超刺激的な処方箋!

目 次

第1章 安楽死に向かう泥舟国家
    人は安楽死できないが、国は安楽死する日本
    万能薬化する持続的経済成長願望
    2050年、GDPは現在の6割程度
    「シルバー民主主義」という化け物が跋扈
    もはや国家は国民を守ることはできない
第2章 戦国時代化していく日本
    2050年、現役1人で高齢者1人を支える社会
    搾取の標的にされる団塊ジュニア世代
   税収のすべてを高齢者の生活保護で使い切る
    歴史から何が学べるのか
   自らを恃み、自衛するしかない
第3章 変化に適応できる国、ダメな国
    問題を確実に解決していくドイツ
   本質的に適応力が高いイギリス
    国家による保護を嫌うアメリカ
   フランスは脱落するかもしれない
   権益菌糸国家・日本が育てたおねだり国民
第4章 日本をうまく縮小均衡させる11の方策
    人口小国主義で構わない
   国の借金は永久国債・愛国国債で減らす
    「安楽死特区」をつくれ
   政治家と役人は55歳で公職追放にせよ
   使いすぎた医療・介護費は死亡時に資産と相殺する
第5章 企業が生き延びるための10の条件
    ナショナリズムにこだわらない
   変化の時間は加速すると思え
    規模のメリットは薄れていくと覚悟する
   組織としての積極的惰性から脱する
   「日本人だから特別」ではなくなる
第6章 個人が生き抜くための10の条件
    国に頼らない覚悟を決める
   若者は日本を見捨ててよい
    変化を嫌うな――変わらないために変われ
   日本にとどまるなら生活をダウンサイジング
   日本は最低限の社会保障になることを受け入れる

著者プロフィール

小笠原泰

(おがさわら・やすし)
1957年、神奈川県鎌倉市に生まれる。東京大学卒業後、米国シカゴ大学社会科学大学院国際政治経済学修士・同大学経営大学院経営学修士。マッキンゼー&カンパニー、フォルクスワーゲンドイツ本社をへて、アグリメジャーである米国カーギル社に入社。ミネアポリス本社、オランダ、イギリス法人勤務をへて、NTTデータ経営研究所へ入所。同社パートナーをへて、2009年より明治大学国際日本学部教授となる。NHK「白熱教室JAPAN」で放映された大学の講義が話題を呼んだ。専門は社会組織文化論、知財文化論、社会システム論、イノベーションおよび知識経営論。著書には『日本型イノベーションのすすめ』『日本的改革の探究』(日本経済新聞社)、『なんとなく、日本人』(PHP新書)、『2050 老人大国の現実』(共著、東洋経済新報社)などがある。

担当より一言

人口減少・高齢化の日本がこれからどうなっていくのか、そのなかで自分がどんなふうに生きていくのか。年末年始、「自分のこれから」をリアルに考える1冊!