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心理・教育・科学

ブラックホールに近づいたらどうなるか?

二間瀬敏史:著

3刷

定 価:1,500円+税

発売日:2014年2月12日

頁 数:232ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-906732-65-4

本書の内容

ブラックホールが宇宙の謎を解くカギ!

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    私たちの天の川銀河の中心にある巨大ブラックホール。2014年春、そこに接近した巨大なガス雲の一部が吸い込まれ、爆発的に輝く現象が起こると予想されている。観測が実現すれば、ブラックホールの謎が実際に解明される第一歩となる。
    ブラックホールといえば「吸い込まれたら二度と出てこられない暗黒の領域」というイメージだが、近年では予想をくつがえす意外な姿が明らかになっている。さらに、ブラックホールは最先端の理論「超弦理論」にも関連し、宇宙誕生の謎を解くカギともなる重要な存在だともわかってきた。
    おもしろイラスト満載で楽しめるブラックホールの不思議な世界!

目 次

プロローグ ブラックホールの質問箱

 

第1章 ブラックホールの存在証明

  不思議な吸い込まれ方
権威につぶされた発見
アインシュタインの間違い
その中心にはブラックホールがある!

第2章 ご近所のブラックホールを訪ねる

  初めて見つかったブラックホール「はくちょう座X-1」
銀河系中心に潜む大質量ブラックホール
アンドロメダ銀河中心の超大質量ブラックホール
M87の超巨大ブラックホールをのぞく

第3章 ブラックホールの上手な見つけ方

  重たい星の最後にブラックホールができる
ブラックホール出現を告げる「ガンマ線バースト」
ベテルギウスからガンマ線が襲来!?
ブラックホール誕生の瞬間を「重力波」でとらえる

第4章 ブラックホール観光ツアー

  シュワルツシルト・ブラックホールへ出発
ギリギリまで近づくと見える奇妙な光景
ぐるぐる回る「エルゴ領域」
ブラックホールを使ったタイムマシン

第5章 ミクロの世界のすごいブラックホール

  すごい姿①ブラックホールはエントロピーをもっている!?
すごい姿③ブラックホールから光が出てくる!?
ヒッグス粒子の蒸発がブラックホール大爆発をもたらす
この宇宙は幻なのか?――「ホログラフィック理論」

エピローグ ブラックホール誕生の瞬間

著者プロフィール

二間瀬敏史

(ふたませ・としふみ)
1953年、北海道札幌市に生まれる。京都大学理学部を卒業後、ウェールズ大学カーディフ校応用数学・天文学部博士課程を修了。東北大学大学院理学研究科天文学専攻、教授。一般相対性理論、宇宙論が専門。
著書には『やさしくわかる相対性理論』『図解雑学 宇宙137億年の謎』(以上、ナツメ社)、『ここまでわかった宇宙の謎』(講談社+α文庫)、『宇宙の果てを探る』(洋泉社カラー新書)、『宇宙には何があるのか』(静山社文庫)、『どうして時間は「流れる」のか』(PHP新書)、『日本人と宇宙』(朝日新書)などがある。

担当より一言

銀河系中心にいる巨大ブラックホールから、素粒子レベルのミクロのブラックホールまで、
“ブラックホール一家”総出演で楽しめる本。宇宙の不思議を実感できます!