本書の内容
これから日本と世界は予想を超えた変化をする!
- ・アベノミクスは実体の伴わない金融バブルだからいずれ弾ける
・日本は内需が85%もあるから、円高が不利になる企業は15%しかない
・「デフレを克服すれば景気はよくなる」はまったくあたらない
・インフレは国民の富を合法的に収奪するもの
・短期金利を日銀が抑圧しても長期金利は動いてしまう
・太陽光発電を導入するより天然ガスを買ったほうが安上がり
・第一次石油危機は日本政府によって“つくられた石油ショック”だった
・数年内にシェールガスのバブル崩壊がはじまる
・トップ400人が富の半分を占めているアメリカ
・韓国のFTAに日本企業はちゃっかり相乗りしている
・アメリカという国はヘッジファンドそのもの
・IMFとその傘下の世界銀行はともにアメリカに支配されている
・中国は七つの軍区が占有する「利権共和国」の集まり
・中国のねらいは尖閣諸島ではなく沖縄にある
・中国はすべての隣国とトラブルを起こすモンスター国家
・欧米企業は市場としての中国を見捨てている
・外には強いが内には弱い中国の崩壊は時間の問題
目 次
第一章 | 日本で大儲けする世界のマネー |
日本人の「資産逃避」がはじまる 円安が進んでも輸出は増えない!? 「プラザ合意」の苦い教訓を忘れるな 円建て国債だから日本は最強なのだ 経済成長をもたらす二つのポイント |
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第二章 | シェール革命の実利を取る |
「石油時代」の終わりのはじまり シェール革命は世界のエネルギー構図を変えるのか? アメリカは原油輸出国になれるのか? 追い込まれるロシア、涼しい顔の中東産油国 日本企業は技術力でシェール革命に便乗せよ |
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第三章 | 日本経済は常に逆境から飛躍する |
アメリカの富裕層が増税をおそれない理由 |
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第四章 | ならず者国家の経済は内部崩壊する |
中国を苦しめる“毛沢東の遺産” 日本のODAがモンスター国家を育ててしまった 尖閣問題がこじれることをアメリカは望んでいる 中国は人民解放軍に滅ぼされる 世界は「脱中国」で動いている |
著者プロフィール
中島孝志
(なかじま・たかし)
1957年、東京都に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業、南カリフォルニア大学大学院修了。経済評論家、ジャーナリスト、作家、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師など幅広く活躍中。「原理原則研究会(東京・大阪・博多・名古屋で開催)」「松下幸之助経営研究会」を主宰。著訳書は『世界経済が沈んでも日本は必ず繁栄する』(さくら舎)をはじめ240冊を超える。政財界をはじめ要人プロデュースをした本は500冊超。毎日更新の音声情報サイト「中島孝志の聴く!通勤快読」が大人気。
藤澤治
(ふじさわ・おさむ)
1943年、東京に生まれる。日本を代表するオイル・アナリスト。一橋大学経済学部卒業。シェル石油入社後、マサチューセッツ工科大学スローンスクールにてMBA取得。ロンドンのシェル石油本社、サウジ・ペトロリアム・リミテッドなどで原油アナリストとして活躍。国内石油会社、石油メジャー、産油国国営企業で計43年間勤務というレアなキャリアを持つ。FEアソシエイツ代表。ファクツ・グローバル・エネルギー社(米国のオイルコンサルタント会社)特別研究員。日本経済新聞、日経CNBC、日経ラジオでも活躍中。
担当より一言
日本はこれからどう変わるのか!? 円高/円安論、インフレ/デフレ論を超えて、日本経済の底力がいよいよ発揮される!